先ほど少し触れましたが、イタリア車はやはり国産車と比べて若干多めのメンテナンスが必要です。
それはイタリアと日本の文化の違い、と一言で言ってしまえば簡単ですが、国民性のようなものが少々関係しているようです。
日本の製品には、自動車に限らず「質を保ち、均一に」といった意識がかなり含まれているのではないでしょうか。

一方イタリアでは、多少のバラつきは当然、といったような文化が主流となっています。もちろん上質であること、高性能のものであること、といった意識は作り手側に存在し、実際に上質で高性能なのですが、自動車を購入し所有する側にある「多少壊れるのは当たり前」といった意識は、日本人の間にはあまり馴染みのないものなのではないでしょうか。

定期的にエンジンを回し、メンテナンスをし、長く大切に乗る車、という考えがイタリアでは主流です。日本のように「壊れたら買い換える」というものではないのです。大切に乗っていれば長く愛用できる、というのもイタリア車の魅力です。
長い間愛用し型が落ちてもそれがまた「味」となってますます愛着がわく、そんな不思議な魅力がイタリア車にはあるのではないでしょうか。